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AIEA(国際原子力機関)が、福島における大震災後の政府の対応を批判AIEA(国際原子力機関)は、福島第一原発事故後の日本の対応に批判を行った。
6月20日に公表される予定の報告書によると、とりわけ、原発事故が生じ
た際にあらかじめAIEAと協定していた救済措置を、安全保障に関する会見の時
に実施しなかったことに対する批判をしている。
AFP(フランス通信社)が得た報告によると、『福島第一原発施設が地震と津波に
よって損害を与えられた後、政府はこの協定に頼るべきだった』とAIEAは強調して
いる。
原発事故が起きた際の援助に関するこの協定は、国家間およびAIEAとの間で救
済チーム等を編成するための援助協力を統制することができる。
ところが、日本はこの協定をまったく利用しなかったと、AIEAは5月に日本に派遣
した専門家により作成された報告書で告発した。
日本はまた、AIEAが勧告している、諸外国に向けての脅威に関する安全性のレ
ベルを測定するという原則をも正しく実行していない。
しかしながら、AIEAで規定された安全の基準は、加盟している国家に強制される
ものではない。

2002年に強化された津波対策の措置は、権限を持つものとして評価されなかった
のだ。
6月初めにAIEA加盟国に報告書のプレバージョンが提出された際に、津波のリス
クが過小評価されていたと強調したが、大震災に対する国民の落ち着いた対応
は手本になると賞賛していた。
3月11日の大地震と巨大津波は、福島第一原発を破壊したことで、東北地方に大
きな損害を与えた。
福島大震災をうけて、原発の安全性に関する協議会がAIEAにより組織され、今週
月曜から金曜までウィーンで開催される。日本に赴いた専門家による最終報告書
は、151の加盟国に提出される予定である。
原文:2011.6.19
France24http://www.france24.com/fr/20110619-rapport-aiea-critique-reaction-toyko-japon-crise-fukushima-nucleaire-centrale-convention-tsunami-seisme
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