vivre ma vie （世界のあれこれ）

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2011.07.01.Fri

Highly Contagious AIDS-Like Disease Spreading in China

中国で拡がる高い接触感染性のエイズ様疾病

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北京疾病予防管理センターの向かいにある小さなホテルで、防護服を身につけたNew Express Daily社の記者が、中国各地から来た 多数の“普通でない”患者をインタビューしていた。患者たちの症状は、辛く、衰弱し、エイズのような症状であるのに、HIV検査を何度行っても結果は陰性なのである。


Lさん（3月24日付けNew Express Daily紙でインタビューを受けた男性患者のひとり）は、以前は太っていたのに、今は骨と皮になり、関節はすべて変形してしまった。
Ｌさんは、病気の仲間が自殺を思い悩むほど絶望を感じるときに、希望をあたえるなど、その優しい性格からグループでは“兄貴”として慕われている。


2008年、Lさんのお母さんは病院で輸血を受けた。その後、頻繁に寝汗をかくようになり、身体が麻痺したり、あちこちが痛み、関節がきしみ、手に発疹ができて、体重が減ってしまった。
昨年5月に、Lさんは偶然、母親の血液に触れたことで感染した。2週間後には、首のリンパ節が腫れて体調が悪くなり、膝がコツコツと音を立てて痛み、全身が痛むようになった。さらに、食後に吐き気をもよおすようになり、顔の左側が腫れあがった。彼の体重は半年ほどで82キロから52キロに落ちてしまった。
3ヵ月後には、Lさんの妻と子どもにも同じ症状が現れた。


「上海の大きな病院にはすべて行きました。ですが、明確な診断結果は得られませんでした」　LさんはHIV検査を8回受けたが、結果は毎回陰性だった。
その後、彼は『ネガティブ・グループ（The Negative Group）』というブログを見つけた。そのブログで彼は、陰性HIVに役立つことができることを知った。ブログで書かれていることは、同じ症状を持ち、何とか治療法を見つけたいと必死になっている、彼のような人たちのことだった。


いくつかの中国メディアは、最近、広東省の保健省が北京、上海、広東の人々が未知のウイルス感染により疾病を患っていると認めたことを報道した。患者たちはAIDSに罹ったと思っているが、HIV.検査は陰性である。
広東省は、臨床の専門家、疫学者、心理学者が一緒にこのケースを調査するよう組織した。保健省も従来の患者に加えて、北京、上海、浙江省、湖南省、江蘇省、そして広東省の6つの地域を選んで、疫学研究を指揮しているが、まだ結果は出ていないと報道されている。


3月24日のNew Express Daily紙で調査された30ケースのうちのほとんどが、親族や友人にも感染している、と述べている。また、30人の患者の大部分が、性的接触により感染した。専門家の何人かは、彼らをエイズ恐怖症と診断した。
しかし、この疾病は高い伝染性があるように思われ、体液を介する接触で ― キス、家庭にある什器、汗、そしてコンドームを使用したセックスでも ― 拡がる可能性がある。一度感染すると、免疫システムが攻撃されると思われ、その結果、白血球の減少が起こり、感染症や外部からの侵入に対する体の防衛機能が衰える。


これまでに、公式の健康機関は、これらの患者にHIV検査を行うだけで、同様に病気を引き起こすその他のウイルスを検査してこなかった。HIV検査の結果、陰性だとわかると、多くの患者は関係者に対して防衛手段を講じることを止めてしまう。それ以降、彼らの親族や友人が感染したとほとんどの患者が言っている。


ある感染者は、この疾病は伝染性が高く、防ぐのが難しいと、The Epoch Times紙に語った。彼の妻と2歳の子どもはふたりとも感染したように思われる。子どもの唇と皮膚には血斑がある、と彼は言う。


40歳代で退職した将校は、昨年2010年6月16日付けThe Epoch Timesにこう語っている。彼は2009年に、友人の家の内輪の集まりで似たような症状の病気に感染した。「その時は、ただの風邪だと思いました。それで、いろいろな種類の集まりに参加しつづけました。その結果、軍にいた100人以上の仲間や、親族、友人に感染させてしまいました」


原文：2011.3.30 The Epoch Times
http://www.theepochtimes.com/n2/china/highly-contagious-aids-like-disease-spreading-in-china-53864.html